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公共政策について学び、
地方の活性化に
貢献したい情報学部 社会共創プログラム
荒木 信博 さん

文理問わず多種多様な講義が充実

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ちょうど受験生の頃に新型コロナが流行っていて、都会にある機能を地方に分散する動きが出てきたので具体的に政府等は地方に対してどのような政策を打ち出していくのか興味を持ったことがきっかけとなり、公共政策について学びたいと思いました。そこでいくつかの大学を探していく中で、群馬大学の公共政策研究室を見つけたので、教授のもとで研究をしたいと思い、受験を決めました。

情報学部には、文系分野の「人文情報プログラム」、「社会共創プログラム」と理系分野の「データサイエンスプログラム」、「計算機科学プログラム」の計4つのプログラムがあります。そのため、情報学部で開講されている講義は、文理問わず多岐にわたり、選択の幅が広いのが魅力です。

さまざまな組み合わせがあり、同じ履修を選ぶ学生はいないくらいです。どの講義も非常に有益であるため、文理を問わず多様な学びができるこの学部は、他に類を見ない独自性を持っていると感じています。

私は「社会共創プログラム」に所属しており、経済学や法律学はもちろんのこと、プログラミングや離散数学といった理系の科目も幅広く学んでいます。特に力を入れて学んでいる講義は「政策分析」です。この講義では、政策の効果を推計したり、GIS(地理情報システム)を用いて買い物弱者がどこに存在しているのかについて分析を行ったりします。この講義は文理融合の情報学部の真髄だと考えているので、履修をおすすめします。

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地域の企業や行政と繋がりのある共同研究

ゼミでは前橋市役所と協力して小学生向けに開発した「SDGsゲーム」を作成しています。さまざまな問題に対してグループで話し合いながら、SDGsについて学んでもらうことが目的です。文章を分かりやすくし、習っていない漢字は平仮名にするなど、工夫を重ねました。地域の小学校にお邪魔して実際に生徒さんに体験してもらいましたが、どの生徒さんも意見を出し合って楽しく取り組んでいました。将来的には、群馬県全体の小学生に普及することを願っています。群馬大学のゼミは活発であり、個々の興味に合わせて深く研究分野を学ぶことができると考えています。

将来は、地域振興に寄与できる職種に就き、日本経済の現状である東京一極集中を考慮して地方の活性化に貢献したいと考えています。情報学部で学んだ文理融合の考えを活かし、的確にデータを収集?分析し、将来を見据えた提言を行うことで、地方を元気にする手助けができればと思っています。

高校生の皆さん、大学は一言で表すと「自由」な場所です。ただし、自由には責任が伴うことを忘れてはいけません。どのようなビジョンを持って自らを律することができるのか、社会に出るまでの4年間をどのように大学で過ごすのか、その選択が重要です。群馬大学は自身の将来像が明確になる大学だと自信を持って言えます。ぜひ、群馬大学で学びを実感してみてください!

※この画面の情報は、全て取材した時点のものになります。