環境方針
100年先も地域?社会とともにサステイナブルキャンパスを目指し、未来の環境を創造する群馬大学
基本理念
21世紀に入り、持続的に発展可能な社会へ変革することが強く求められている。この流れをふまえ、群馬大学は、これまで蓄積した「知」を活用し、低炭素?循環?自然環境の各分野を統合的に達成させる社会の形成に寄与するために、サステイナブルキャンパスの構築を目指し、地域?社会とともに取り組む。
基本方針
教育及び研究
循環型社会の形成に寄与するため、すべての学術分野において、持続可能な発展を目指した教育と研究を進める。
地域貢献
地域の活性化や持続的発展に向けた活動を自治体や企業と協働して進める。
持続可能な社会
大学運営と教育研究活動による環境負荷の低減と省資源?省エネルギー等を図り、持続可能な社会の形成に向けた取組を進める。
環境マネジメント
基本理念の具現化に向けて環境目的と環境目標を設定し、各種施策に基づく環境保全活動を展開させ、これを検証?評価する環境マネジメントを実践し、継続的な改善を行う。
環境コミュニケーション
環境に係る法令等の遵守、倫理の尊重、情報の公開、関係者とのコミュニケーションによる相互理解を深め、地域?社会からの信頼を高める。
温室効果ガス排出削減の目標
地球温暖化対策の推進に関する法律等に基づき、温室効果ガス排出削減に向けた実行計画を策定しています。
我が国の「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、本学は2030年までに温室効果ガスの排出を50%削減する目標を立てています。
エネルギー消費量削減の目標
エネルギー使用の合理化等に関する法律(省エネ法)に基づき、エネルギー消費量削減に向けた削減計画を策定しています。
2021年度~2025年度までの5年間で、エネルギー消費原単位を5%以上削減する目標を立てています。
現在の電力使用状況
荒牧地区の系統別消費電力はこちら(学内専用)
赤いラインは契約電力の危険ラインです。
10分ごとにグラフを更新できます。グラフを更新するには、「ブラウザの更新ボタン」または「Ctrl+F5キー」を押下してください。
※学外ネットワークでは、消費電力グラフは閲覧できません。
環境報告書
本学の環境に関する取組をまとめた環境報告書を公表しています。
環境配慮の観点から冊子媒体での公表は差し控え、Web上のみの公表としています。
環境報告書2024は、2023年度における環境に関する取組や実績をまとめたものです。
?環境に関する教育や研究、地域貢献活動の取組について掲載しています。
?省エネルギーの取組や環境負荷低減の取組などを掲載しています。
?施設整備の取組としては、改修工事により省エネルギー評価のZEB Readyを取得した研究棟建物の実際のエネルギー状況の検証や、空調?照明設備の更新による省エネ効果などについて掲載しています。
?2023年度に省エネ大賞を受賞したESCO事業について掲載しています。
過去の環境報告書はこちら
ESCO事業の取り組み
本学の医学部附属病院がある昭和団地は、大学全体のエネルギー消費量の80%を占める、最もエネルギー消費量の大きいキャンパスです。そのため、昭和キャンパスでは2020年度からESCO事業(※)を導入しています。ESCO事業により熱源機器を高効率化し、さらに運用改善をすることで、大幅な省エネルギー?CO2削減を実現しています。
※ESCO(エスコ)事業(Energy Service Company事業の略)とは、省エネルギー改修等にかかる費用を光熱水費の削減分で賄う事業です。
■本学のESCO事業の概要
「大学病院とESCO事業者等の共創?協働による省エネの先導的且つ持続性のある取組」(PDF2MB)
本事業の取り組みが、2023年度省エネ大賞(一般財団法人省エネルギーセンター主催、経済産業省後援)において、省エネ事例部門「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
【プレスリリース】2023年度省エネ大賞において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞